笑顔を見せて

飼い主のいないわんこたちの幸せ探しを手伝います。

PREV | PAGE-SELECT | NEXT

≫ EDIT

一つの小さな命

 
動物愛護に対する考え方は人それぞれ。
自分がどう係わっていくのかも人それぞれ。



私のボランティアとしてのメインは「一時預かり」

直接保護したのはコータで2回目です。


積極的に保護することはありません。


預かり主と保護主には大きな差があります。

「責任の重さ」

これに尽きます。



保護主は保護した動物に対してその後の一生の責任を負わなければなりません。
里親さんに託す時もその選択を間違えることがあってはいけないのです。

保護主が責任を終える時、
それは、保護した動物が安らかな笑顔で天国に旅立った時です。


本音を言うと、できるだけ直接保護には係わりたくありません。
私には保護した動物に最後まで責任を持つ勇気も根性もありません。


それでも、細々とでも動物愛護のボランティアをしていたら、
地元でそれを知る人が増えてきています。


知らなければそのまま過ぎて行ったことでも
いったん知ってしまうと見過ごせなくなることもでてきます。



ここ一週間ずっと思い悩んでいたことがありました。



知人から、なんとかできないものかと知らせを受けました。

IMG_0875_convert_20090430174100_20090502005621.jpg
自宅から10分ほどの距離です。


・老犬
・片足を引きずっている
・腫瘍と思われる胸のこぶ


保護しても里親さんがすぐに決まるとは思えません。


里親さんが決まらなかった時、医療費をすべて負担して、
余生を満足に過ごさせてやることができるのだろうか。

老犬と言っても、まだこの先何年も生きるかもしれない。

もっと大きな病気を抱えていたらどうしたらいいのか。



この子の一生に責任を持つ自信がなく、迷い続けて一週間が経ちました。


頭ではこの話は聞かなかったことにしよう、ずっとそう思っていました。

ダーリンも残念そうに「できることとでけへんことがあるからな」と言いました。


でも、この先ずっと

「あのマルちゃんはあの後どうなったんやろ」

「保護期限が切れた後、保健所へ連れて行かれたりせえへんやろか」

「腫瘍の手術を早くしないと手遅れになるかもしれへん」

そんな風に思いながら過ごしたくありませんでした。



洋服なんて買わんでもいいわ。(どうせ入るサイズ少ないし)

おかず一品減らしたらいいわ。(幸い脂肪は十分すぎるほど体内に蓄積されてるし)

ビール(と呼んでいる発泡酒)も健康のため量を減らしたらいいわ。



もう迷わない。

そして、昨日保護主さんに電話しました。





結論から言います。





この子は4月24日に亡くなりました。

保護されてわずか3日後です。




保護した日から夜も苦しそうで一睡もできていなかったとのこと。


可哀そうに思い動物病院に連れて行った時には、
いつ息を引き取ってもおかしくない状態だったらしく、
その日中に病院で亡くなり、保健所に依頼して処分してもらったそうです。


保護主さんはとても優しい方で、数年前に愛犬を17歳で亡くされていました。


「捨てた人を許しません」

怒りを込めてそう仰いました。


足を引きずり、歩くのもやっとの小さなマルチーズのおばあちゃん。


遠くまで自分で歩いてきたとはとても思えず、
置き去りにされたものと思われます。


ここまで飼って、
どうして最後の何日かを大好きな家で過ごさせてやることができなかったのか。


腫瘍はとても大きなもので、診察した獣医さんに
「ここまで腫瘍が大きくなるまで放置する飼い主がいるなんて信じられない」
と言われたそうです。


せめてもの救いは知らない場所で彷徨いながら死んでいったのではないこと。

警察の冷たい床で独りぼっちで死んでいったのではないこと。


命が尽きる直前にこのマルちゃんは何を想ったのだろうか。
どうか楽しかった思い出でありますように…



合掌







【ただいま里親募集中】

≪まる&たくはPure Heart Loversさんの保護犬です。≫
≪2匹一緒に迎えて下さる里親さん大募集中≫

20090208002624.jpg
写真をクリックすると「いつでも里親募集中」のまる&たくのページにジャンプします。
 

【幸せ探しを応援します】

bar.jpg

 
スポンサーサイト

| 動物愛護問題 | 23:35 | comments:13 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

大切な家族が最期を迎えるまで幸せにすることが、そんなに難しいことでしょうか??!
どうしてそんなことができるのでしょう???
私も絶対に許しません!!!

マルちゃん。
辛かったね。痛かったね。よくがんばったね。
うらんの月命日が24日。毎月24日はうらんと一緒にマルちゃんに祈りを捧げたいと思います。

| うらん | 2009/05/02 11:42 | URL |

マルちゃんの記事を読んで、深く考えさせられました。
じつは、同じような立ったかもしれなかったんです。それもやっぱり同じマルチーズの子でした。

どうしたら私たちも協力できるんだろう…と、ずっと考えていました。
ボランティア団体の人たちの献身的な活動を見るにつけ、気が引けてしまいそうだったけど、自分のHPに記事を書いたり、リンクをはったりすることからでも始めようと思っています。
親としての経験を積んで自信がもてたら、いずれ一時預かりにも挑戦したいです。

| ラッキーマパ | 2009/05/02 15:43 | URL | ≫ EDIT

はじめまして。
昨年PureHeartLovers様から、マルチーズの花をお迎えさせて頂いた、keiと申します。
突然の書き込みお許しくださいね。
実は、れもぴさんの日記、毎日楽しみに読ませていただいていました。
読み逃げ常習犯でしたが、今回のマルチーズちゃんのことでは、
花ちゃんとダブってしまい書き込まずにいられませんでした。

途中まで読んで、
良かった!!!れもぴさんのおうちの子になれたんだ!って
うれしくて。

先を急いで読み、
保護されて、たったの3日でなくなっただなんて・・・

本当に、そんな体の子を捨てるなんて・・・
さまよっていたのは短い時間だったかもしれませんが、どんなにか、不安で、辛かったか。

保護してくださった方に感謝します。
辛くて寂しいまま道端で息絶えずにすんで・・・
だけど、きっと大好きな人の腕に抱かれていたかったよね。

れもぴさん、かなわなかったけれど、
小さな大切ないのちを引き受ける覚悟をしてくださって
ありがとうございました。

いつか、人間の身勝手で悲しい思いをする子たちが、いなくなる日が来ることを願ってやみません。

まるちゃん、たくちゃんもどうぞよろしくお願いいたします。
突然、しかも長々と書き込み、お許しください。

| kei | 2009/05/02 20:10 | URL | ≫ EDIT

レモピ様
マルチーズちゃん残念でしたね。でも、一人ぼっちで逝ってしまったんじゃない。
この子の為に泣いてくれた人も沢山いると思います。
何の治療もしてやらず、こんな身体の子を捨てるような飼い主の元で旅立たずに
良かったかもしれない。(そんな飼い主でもこの子はきっと大好きだったのでしょうけど・・・)

ダーリンが仰った言葉、うちの父ちゃんからも聞いた事があります。
会社の倉庫で子猫を見つけてしまった時です。
頭では分かっていても、どうにも心が納得してくれない時があります。
お気持ちよ~くわかります。

| みみっぺ | 2009/05/02 21:11 | URL |

☆うらんさん

保護された時の様子からすると、
捨てられる前からかなりしんどかったと思うんよね。

そんな子を医者に連れて行かずに捨ててしまう
飼い主の気持ちが理解できません。

きっと今ごろはクウやうらんちゃんが
このマルちゃんを優しく出迎えてくれてるよね。

| レモピ | 2009/05/03 00:27 | URL |

☆ラッキーマパさん

大事なことは「今の自分に何ができるか」やと思います。

動物を飼うのは大変やから飼わないっていうのも
立派な動物愛護やと思ってます。
できることは人それぞれ。

捨てられた犬猫がどうなってしまうのかを知らない人がまだまだ多いので、
今の現状を知ってもらうことも大きな意義があると思います。

それぞれが自分のできることを頑張りましょう!

| レモピ | 2009/05/03 00:34 | URL |

☆Keiさん

ご訪問&コメントありがとうございます。

里親になられた花ちゃん、
Pure Heart Loversさんの幸せになった子たちに載っている
舌がちょろっと出たとっても可愛いマルちゃんですか?
花ちゃんとても幸せに暮らしてるんですね♪

私も元々コギ飼いなので、
やっぱりコーギーのことになると力が入ってしまいます。
このマルちゃんのことはとても残念ですけど、
マルちゃんが私とKeiさんを引き合わせてくれました。

またいつでも気軽にコメントしてください。
花ちゃんのこともいっぱい聞かせてください。
できたら今の花ちゃんの写真を見たいです。

メールで添付してくださったら嬉しいなぁ♪

| レモピ | 2009/05/03 00:48 | URL |

☆みみっぺさん

ほんとによく保護して下さったと思います。
近所の人たちには「警察へ連れて行ったら?」と言われたそうです。
そうなっていたらきっと警察で寂しく死んでいったと思います。

「できることとできないこと」

今回は小さなマルチーズだったので、
私も散々考えて何とかなると判断しましたが、
これが大型犬だったらどうにもなりませんでした。

預かる時もそうですが、一番預かり先が見つかりにくい
中型以上の雑種を預かることができないのが悔しいです。

そんな時いつも「大きな庭のある家やったらなぁ」と凹みます。
なんで日本はこんなに土地が高いんやろう(T_T)

| レモピ | 2009/05/03 00:56 | URL |

☆再びKeiさんへ

もしかして、ブログを持ってはります?

ちょっとNETで情報集めてたら、
そんなようなことが載ってたので(^^)v

それやったらぜひurl教えてくださいね~♪

| レモピ | 2009/05/03 02:38 | URL |

悲しすぎる現実ですね。
病気になってしまったから、放り出してしまったのでしょうかね~v-388

愛護活動をしてると、きっといろいろ信じられない場面に出くわすのでしょうね。

愛護活動をされてる方が、暇で困る・・・そんな日がいつか来ることを願ってます。

マルちゃん、きっと今頃はクウちゃん達と虹の橋で走り回ってますねv-343

| まぶしーはは | 2009/05/03 15:45 | URL | ≫ EDIT

☆まぶしーははさん

今回のようなことは毎日のように全国各地で起きていることなんやろうね。

へなちょこボランティアの私にさえ
次から次といろんな話が入ってくるので、
積極的に保護活動をされている人はうんざりするほどやと思います。

いつかみんながゆっくりお茶を飲みながら笑える日が来たらいいのにねぇ。

| レモピ | 2009/05/03 19:06 | URL |

生駒山麓より

自分の歩く進行方向に
突然、1人きりのよぼよぼわんこに出くわした時・・・

え、えらいもんにでくわしてもうた!

これが自分が最初に思った事でした。

そのあとすぐに飼い主さんが現れましたが

自分の最初の考えに自分自身ショックでした。

保護するとか
引き受けるとはそうそうカンタンには決断できないですよ。
3人目のわんこを引き取るかどうか決心するのに2年かかっちゃいました。

今回ワンちゃんは死んじゃってたんだけど
その決意には
本当に敬意を表したいです。

へなちょこボラ?
そんな事ないですよ。

| PINO | 2009/05/04 23:35 | URL | ≫ EDIT

☆PINOさん

みんな同じですよ。

迷子を保護したという話を聞くたびに
もし見つけた迷子犬が大型犬の老犬やったらどうしよう。
目も開いてないような赤ちゃんうじゃうじゃやったらどうしようと思います。

実際その場に出くわしたら
「えらいもん見てもうた」と思うでしょう。

せやからやっぱりまだまだへなちょこなんですよ(^^ゞ

| レモピ | 2009/05/05 13:26 | URL |















非公開コメント

TRACKBACK URL

http://lemoppi.blog81.fc2.com/tb.php/78-7eab8a77

TRACKBACK

PREV | PAGE-SELECT | NEXT